そして、緊急事態宣言の対象が今後、甲子園球場のある兵庫県などに拡大された場合については「緊急事態宣言の内容を精査し、対応を検討する」と回答しました。
高校野球をめぐっては、新型コロナウイルスの影響で去年のセンバツと夏の大会が中止となる一方、8月にセンバツ大会に出場を決めていた32校を甲子園に招待して、1試合かぎりの交流試合を無観客で実施するなどの対応がとられてきました。
およそ2か月後にセンバツ大会を控えるなか、再び、緊急事態宣言が出され、日本高野連の対応が注目されます。
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高野連 緊急事態宣言受け政府などの指針に従いセンバツ開催へ
首都圏の1都3県を対象に緊急事態宣言が出されたことを受けて、日本高野連=日本高校野球連盟は、ことし3月のセンバツ大会について、政府および関係機関の指針に従って、準備する考えを示しました。
これは日本高野連の小倉好正事務局長が、報道陣の取材に文書で答えました。
この中で小倉事務局長は、ことし3月に甲子園球場で予定されているセンバツ大会の開催について「政府および関係機関の指示に従って準備している」としたうえで「具体的な対応については今月13日の運営委員会で協議する」としています。
また、センバツ大会の出場校は今月29日の選考委員会で決める予定ですが、例年とは異なるオンライン形式で実施などあらゆる状況を想定して準備をしていて、緊急事態宣言の対象地域の出場校に対しては、特別な指示を出すことも検討しているということです。
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