美浜原発の避難計画を政府了承 30キロ圏内 28万人対象

福井県にある関西電力の美浜原子力発電所について、政府の原子力防災会議は、原発の30キロ圏内のおよそ28万人が対象となる避難計画を了承し、菅総理大臣は、万が一の場合にも備え、感染症対策も踏まえながら対応に万全を期すよう関係閣僚に指示しました。

政府は8日、総理大臣官邸で原子力防災会議を開き、福井県美浜町にある関西電力の美浜原子力発電所について、原発の30キロ圏内のおよそ28万人が対象となる避難計画を了承しました。

この中で、菅総理大臣は「避難計画は感染症対策なども反映しながら、半島部や中山間地域が孤立した場合の対応など、地域固有の課題にも対応するものだ。引き続き、関係自治体や事業者と緊密に連携しながら、今後の訓練などを通じて、緊急事態への対応を継続的に検証、改善していく」と述べました。

そのうえで「万が一の場合にもしっかりと備え、国民の生命や財産を守ることは政府の重大な責務だ。今後も関係大臣が協力し、感染症対策も踏まえながら、原子力災害への対応に万全を期していただきたい」と述べました。