緊急事態宣言 「人と人との接触減らして」都が強く呼びかけ

緊急事態宣言を受けて、東京都は、徹底した不要不急の外出自粛や午後8時までの営業時間短縮を8日から要請しています。7日、初めて2000人を超えた感染の確認は今すぐの大幅な減少が見込めず、都は、人と人との接触を減らすための協力を強く呼びかけることにしています。

緊急事態宣言を受けて、東京都は、都民には午後8時以降の徹底した不要不急の外出自粛を、飲食店やカラオケ店などには午後8時までの営業時間短縮と酒の提供を午後7時までとすることを、特別措置法に基づいて8日から要請しています。
小池知事は7日、「人の流れをいかに抑えるかがポイントだ」と述べ、協力を呼びかけました。

ただ、7日、都内では感染の確認が初めて2000人を超え2447人となり、都の担当者は「想定を超える急激な増加で、きょう以降も極端に減らないのではないか」という見方を示しています。

今すぐの大幅な減少が見込めないなかで、都庁内では「感染を抑え込めなければより重い休業などの要請も必要になりかねない」という指摘も出ていて、都は、人と人との接触を減らすための協力を強く呼びかけることにしています。