電力需給厳しくなる見通し 最大出力で運転するよう初めて指示

寒さの影響で各地で暖房の使用が増えていることから、8日も電力の需給が厳しくなる見通しです。全国の電力需給を調整する機関が首都圏や関西などの発電事業者に対して、最大出力で運転するよう求める指示を初めて出し、電力各社は安定供給の確保に努めるとしています。

厳しい寒さで暖房の使用が増えることなどから、8日も電力需要が増える見込みです。

電力の使用率のピークは
▽九州電力が午後6時台に98%
▽関西電力が午前9時台に97%
▽中国電力と四国電力が午後6時台に97%と予想され、需給が厳しくなると見込まれています。

また
▽北陸電力は午後6時台に96%
▽東京電力は午後4時台に94%と需給がやや厳しくなると見込まれています。

こうした中、全国の電力需給を調整している「電力広域的運営推進機関」が首都圏や関西などの発電事業者に対して、火力発電所などを最大出力で運転するよう求める指示を初めて出しました。

電力各社は、このほかお互いの電力を融通する取り組みも進めるなど、安定供給の確保に努めるとしています。

また、東京電力では、緊急事態宣言に伴って家庭や企業での電力の使用状況が変わる可能性もあるとして、需給の動向を注意深く見ていくとしています。