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都立高校などで分散登校へ 「生徒どうしの接触減らす」
緊急事態宣言を受けて、東京都教育委員会は都立高校などで生徒どうしの接触を減らすため、今月12日から分散登校を実施することになりました。
これは7日夜開かれた都の教育委員会の臨時会で報告されました。
それによりますと、緊急事態宣言が出されたことを受けて、定時制や通信制、島しょ部の学校を除き、都立の高校と中高一貫教育校で分散登校を実施します。
期間は今月12日から宣言が解除されるまでで、1日に登校する生徒の数を全体の3分の2程度におさえるということです。
学年ごとなどで登校する日を分けて、登校しない日は家庭でのオンライン学習などを行うとしています。
公共交通機関を使って地域をまたいで通学する生徒が多く、移動に伴う感染リスクや生徒どうしの接触を減らすのがねらいで、都立高校などでの分散登校は去年6月以来です。
このほか、すべての部活動や宿泊を伴う修学旅行などの行事は宣言の解除まで中止しますが、今後の都立高校の入学試験は予定どおり実施するとしています。
一方、小中学校を管轄する区市町村の教育委員会に対しては、通学エリアが限定的だとして分散登校を求めないということです。