
大相撲初場所 観客上限を5000人で開催方針 緊急事態宣言受け
日本相撲協会は1都3県に緊急事態宣言が出されたことを受けて、今月10日からの初場所の観客の上限を5000人として開催する準備を進めていく方針を示しました。
日本相撲協会は、今月10日に東京・両国の国技館で初日を迎える初場所について新型コロナウイルスの感染拡大を受け、6日、夕方で入場券の販売を取りやめた一方、観客を入れての開催を前提に準備を進めています。
政府は1都3県を対象に「緊急事態宣言」を出し、対象地域に講じるとしている措置で、イベントの開催要件については人数の上限を収容人数の半分か、5000人の少ないほうとするなどとしています。
これについて相撲協会の芝田山広報部長は「初場所は開催する方向で行くが、足を運んでいただけるお客様への安心・安全という部分を含めて、感染予防をしていこうということだ。人数は大丈夫だ。5000人は守る」と話し、観客の上限を5000人として開催する準備を進めていく方針を示しました。