阪神 岩田稔ら2人 新型コロナに感染

プロ野球・阪神は37歳のベテラン、岩田稔投手と球団職員の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

阪神によりますと、5日、球団施設を使用する予定の選手やスタッフなどを対象に新型コロナウイルスの検査を行った結果、岩田投手と球団職員の合わせて2人が陽性と判定され、6日午後、病院で再検査して確定診断を受けたということです。

岩田投手は鼻づまりの症状はあるものの発熱はなく、球団職員は目立った症状はないということで、2人とも自宅で隔離されているということです。

岩田投手は高校2年生の時に生活習慣がきっかけになるものとは異なる「1型糖尿病」を発症し、現在も治療を続けています。

一方、保健所からは球団関係者の中に濃厚接触者はいないと判定され、2人の行動記録に基づいて球団施設の消毒作業を行ったということです。

阪神では去年3月に3人の選手が新型コロナウイルスに感染したほか、去年9月には選手やスタッフ合わせて9人が相次いで感染しています。