一部の小中学校 冬休み短縮し授業再開 宮城 仙台

新型コロナウイルスの影響で減ってしまった授業時間を確保するため、一部の小学校や中学校では冬休みを短くして、5日から授業が始まりました。

このうち仙台市の東宮城野小学校では5日朝、およそ180人の児童が元気に登校しました。

この学校では、新型コロナウイルスの影響で臨時休校となった分の授業時間を確保するため、当初は8日の予定だった授業の再開を5日からにしたということです。

全校集会は、児童がそれぞれの教室でテレビの放送を見る形式で行われ、青木敏彦校長は「ウイルスなどに十分注意しながら、進学や進級の準備を進めてほしい」とあいさつしました。

このあと、2年生の児童たちは教室で、冬休みにどう過ごしたかを報告したり新年の目標を考えたりしていました。

2年生の女子児童は「冬休みは、おばあちゃんの家や自宅でゆっくりしました」と話していました。

また男子児童は「ことしは陸上部に入って、速く走れることが目標です」と話していました。

宮城県内では、およそ20の自治体で小中学校の冬休みが短縮され、5日から今月8日にかけて多くの小中学校で授業が再開されます。