デパートの初売り 40~50%減 12月も大幅減で厳しい年末年始に

大手デパートのことしの初売りの売り上げは、新型コロナウイルスの感染対策として福袋の販売を縮小したことなどから、40%から50%減少しました。先月1か月の売り上げも大幅に減少し、各社とも厳しい年末年始となりました。

大手デパートの今月3日までの初売りの売り上げは、新型コロナ対策で福袋の販売を縮小したことや、セールの時期を分散させるため一部を年内に前倒ししたことなどから、いずれも去年の同じ時期に比べて大丸と松坂屋を展開する「J.フロント リテイリング」と高島屋がおよそ50%減少したほか、三越伊勢丹ホールディングスの東京の2店舗と、そごう・西武がおよそ40%減少しました。

また、各社が公表した先月の売り上げの速報値でも
▽「J.フロント リテイリング」が19.1%減少したほか、
▽阪急阪神百貨店が16.5%、
▽三越伊勢丹ホールディングスが11.7%、
▽高島屋が11.4%、
▽そごう・西武が9.6%、それぞれ減少しました。

年末商戦では、おせち料理やクリスマスケーキ、高級ブランドなどの販売が一部で好調だったものの、新型コロナの再拡大で来店客が伸び悩み、売り上げに大きく影響しました。

デパートの担当者の一人は「検討されている緊急事態宣言や自治体からの要請の内容によっては、さらに影響が及ぶ可能性もある」と話しています。