中国 上海株式市場 初取り引きで値上がり 2年11か月ぶりの高値

ことし最初の取り引きとなる4日の中国・上海の株式市場は、中国経済は持ち直しの動きが続くという見方が広がったことなどから、代表的な株価指数の終値は値上がりし、およそ2年11か月ぶりの高値となりました。

4日の中国・上海の株式市場は通信インフラなど幅広い銘柄に買い注文が出て、代表的な株価指数である「総合指数」の終値は3502.96ポイントと、去年の年末よりおよそ0.8%値上がりしました。

「総合指数」の終値が3500ポイントを上回ったのは2018年1月29日以来で、およそ2年11か月ぶりの高値となりました。

上海の株式市場は去年、新型コロナウイルスの感染拡大で一時期、株価が大幅に下落しましたが、その後、中国経済は持ち直しに転じ「総合指数」は年間で13%余り上昇しました。

上海株式市場のことしの見通しについて、岡三証券上海駐在員事務所の酒井昭治所長は「ことしは経済政策の基本方針となる新たな『5か年計画』が始まるほか、中国共産党の創立から100年を迎えるなど、大きなイベントが控え、中国政府が安定を重視した経済運営を行う見方が出ていて、株価も上昇すると予測している。ただ、中国で新型コロナウイルスを抑え込む状況を継続することがその前提で、大きな課題になると思われる」と話しています。