年末年始 高速道路の交通量 大幅減少 新型コロナと大雪影響か

この年末年始の、全国の高速道路の交通量は新型コロナウイルスの感染拡大などの影響で前の年より35%減り、大幅な減少になったことが分かりました。

高速道路各社は先月26日から3日までの9日間の、全国の高速道路の主要な40の区間についての交通量を4日に公表しました。

それによりますと1日当たりの交通量は平均2万4500台で、前の年と比べて1万3200台、率にして35%の大幅な減少になりました。

また、
▽10キロ以上の渋滞は52回と、前の年の193回に比べて、率にして73%減少し、
▽30キロ以上の渋滞は、1回もありませんでした。

高速道路各社は、新型コロナウイルスの感染拡大で帰省先や行楽地への移動を控える動きが広がったことや、年末年始にかけて北陸や東北などで大雪となったことが、交通量の減少につながったとみています。