緊急事態宣言 大学入学共通テスト実施 休校も求めず自治体判断

緊急事態宣言が出された場合の対応について文部科学省は、試験初日まで2週間を切った「大学入学共通テスト」は、感染対策を徹底したうえで予定どおり実施するとしています。また学校についても、一斉休校は求めず、自治体の判断に委ねながら学びを保障していく方針を4日改めて確認しました。

今月16日から初めて実施される大学入学共通テストは53万人余りが受験する予定で、感染拡大の影響を受け本試験は2回の日程で行われるほか、追試験も設けられています。

共通テストを実施する大学入試センターは、会場となる大学などに対し、換気の徹底や、医師や看護師の配置、無症状の濃厚接触者のための別室の確保といった感染対策を求めていて、受験生に対し、体調に不安を感じた場合は無理をしないで追試験を受けるよう呼びかけています。

文部科学省は、すでにさまざまな対策を講じて準備を重ねてきているとして、緊急事態宣言が出されても共通テストは予定どおり実施するとしています。

また学校について、これまでも可能な限り学習の継続を求めていて、萩生田文部科学大臣は、去年11月の会見で「仮に緊急事態宣言が出された場合、自治体などが休校の必要性を判断するが、学びの保障や子どもたちの心身への影響の観点から、まさに必要な場合に限定し、慎重に判断すべきだ」と述べるなど、国としては一斉休校は求めない考えをたびたび示していました。

文部科学省では、4日幹部らが緊急で集まり、この方針を改めて確認したということです。