日本刀 打ち初め式 “災い断ち切り コロナの終息願う” 室蘭

100年以上にわたり日本刀を作り続けている北海道室蘭市の製鋼所で、ことし1年の作業の安全と新型コロナウイルスの終息を願って打ち初め式が行われました。

室蘭市にある日本製鋼所M&Eでは「鍛刀所」と呼ばれる工房で100年以上、日本刀を作り続けています。

4日朝、工房では新年恒例の打ち初め式が行われ、製鋼所の幹部などおよそ10人が出席しました。
式では「刀匠」と呼ばれる刀作りの職人2人が、およそ1000度まで熱して真っ赤になった鉄を大づちと小づちでたたき、日本刀の材料となる「圧金」を作りました。

出来上った圧金は神棚に供えられ、出席者たちがことし1年の作業の安全を祈りました。

この工房では、ことし10本程度の日本刀を作る予定だということです。

刀匠の佐々木胤成さんは「去年は新型コロナウイルスが社会に大きな影響を与えたので、ことしは災いを断ち切れるように祈りを込めて刀を作っていきたい」と話していました。