バドミントン 桃田と一緒に空港に向かった男子代表11人隔離へ

バドミントンの桃田賢斗選手が新型コロナウイルスのPCR検査で3日に陽性と判定されたことから、日本バドミントン協会は桃田選手と一緒に空港に向かった男子の代表選手11人についても、濃厚接触をした可能性があるとして隔離することを決めました。

男子シングルスで世界ランキング1位の桃田選手は3日、国際大会に向けて出国する前に成田空港で受けたPCR検査で陽性と判定され、協会はすべての選手の海外遠征を取りやめました。

桃田選手は、保健所の指示を待つため自主的に隔離していますが、4日も体調に異常はなく平熱で症状はないということです。

また、そのほかの男子代表の11人の選手についても、空港へ向かう大型バスの車内で桃田選手の隣に座ったり、空港内で飲食をともにしたりしたため濃厚接触をした可能性があるとして、協会は11人全員を3日間、空港周辺のホテルに隔離することを決めました。

11人は、いずれも3日の空港でのPCR検査では陰性と判定されていますが、今後、保健所の担当者が訪れて濃厚接触したかどうかを確認するということです。

一方で、ともに空港に向かった女子代表の11人の選手については、濃厚接触の可能性はないと判断し解散したということです。