岩手 安比高原のスキー場 コロナ影響で客は例年の7割ほど

岩手県八幡平市にある「安比高原スキー場」では、スキーやスノーボードを楽しむ家族連れなどの姿が見られました。ただ、新型コロナウイルスの影響で、この年末年始の客の数は例年の7割ほどにとどまっているということです。

安比高原スキー場は、海外からの観光客も大勢訪れる、岩手県内でも有数のスキー場として知られています。

今シーズンは新型コロナウイルスの感染対策として、ゴンドラやリフトの定員を半分程度に制限しています。

3日もスキーやスノーボードを楽しむ家族連れなどの姿が見られましたが、海外からの観光客は見られませんでした。

スキー場によりますと、この年末年始の客の数は例年の7割ほどにとどまっているということです。

スキー場では、海外からの観光客の来場は当面見込めないことから、リフト券の割引などで東北地方に住む人の誘客に力を入れているということです。

青森県から家族4人で訪れた39歳の女性は「コロナで子どもたちの遊ばせ方にも気をつかっています。家族みんなで滑り、リフレッシュできました」と話していました。

スキー場を運営する「岩手ホテル&リゾート」広報部の阿部隼人マネージャーは「しっかりと感染症対策をしているので、羽を伸ばしに滑りに来てもらえたらうれしいです」と話していました。