東京都 新型コロナ 新たに783人感染確認 金曜日で2番目の多さ

東京都は、1日、新たに783人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。金曜日としては、1週間前の先月25日の884人に次いで過去2番目に多くなりました。

東京都は、1日、都内で新たに10歳未満から90代の男女783人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

年代別では、
▼10歳未満が14人、
▼10代が30人、
▼20代が234人、
▼30代が143人、
▼40代が132人、
▼50代が104人、
▼60代が59人、
▼70代が31人、
▼80代が25人、
▼90代が11人です。

また、感染すると重症化するリスクが高い65歳以上の高齢者は87人となっています。

783人のうち、
▼32%にあたる254人はこれまでに感染が確認された人の濃厚接触者で、
▼68%の529人については、これまでのところ、感染経路がわかっていないということです。

これで都内で感染が確認されたのは累計で6万960人になりました。

自宅療養者 入院者は過去最多に

また、自宅で療養している人の数は31日より104人増えて3278人、1日時点で入院している人の数は136人増えて2730人と、いずれもこれまでで最も多くなっています。

現在確保している3500の病床の78%を使用していることになります。

入院患者のうち都の基準で集計した1日時点の重症の患者は、31日より1人減って88人となっています。

また、都は、感染が確認された4人が死亡したことを明らかにしました。

これで都内で死亡した人は合わせて631人になりました。

都内では、31日の大みそか、初めて1000人を超えて過去最多の1337人の感染が確認されていて、都は、非常に厳しい感染状況だとして、正月は家で静かに過ごし、新年会や会食などは行わないよう強く呼びかけています。

東京都の担当者「衝撃的な数字」

東京都の担当者は、「きのうと比べると半減したように思われるが、年末年始の休みの期間に800人近い感染確認は衝撃的な数字と捉えている。感染拡大がおさまったわけではないので、引き続き十分な対策を講じてほしい」と話しています。