コロナ変異ウイルス 新たに6人感染確認 英国などから到着

今月下旬にイギリスなどから国内の空港に到着した男女6人がイギリスで感染が広がっている変異した新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。

厚生労働省によりますと、感染が確認されたのはイギリスとUAE=アラブ首長国連邦に滞在歴がある10歳未満から50代までの男女6人です。

6人はそれぞれ今月23日から26日にかけて関西空港や羽田空港、成田空港に到着した際の検疫で新型コロナウイルスへの感染が確認され、その後、国立感染症研究所で検体の遺伝子を解析した結果、イギリスで感染が広がっている変異したウイルスだと分かったということです。

いずれも宿泊施設や病院で療養しているため、いわゆる濃厚接触をした人はいないということです。

イギリスと南アフリカで見つかっている変異したウイルスは感染力が強い可能性があるとされていて、日本国内で感染が確認されたのは合わせて21人となりました。