トランプ氏陣営 “一部の票を無効に” 連邦最高裁に審理求める

アメリカのトランプ大統領の陣営は、大統領選挙をめぐって中西部ウィスコンシン州の一部の票を無効にするよう主張した訴えが州の最高裁判所で退けられたことを不服として、連邦最高裁判所で改めて審理するよう求めたと発表しました。来週には、バイデン次期大統領の当選が正式に確定する予定ですが、トランプ大統領は今も法廷闘争を続ける構えを崩していません。

これは大統領選挙での敗北を認めていないトランプ大統領の陣営が29日、声明を出して発表したものです。

この中で陣営は、本人確認が不十分だなどとして一部の票を無効にするよう主張した訴えをウィスコンシン州の最高裁判所が退けたことを不服として、連邦最高裁判所で改めて審理するよう求めています。

トランプ陣営は、来月6日に連邦議会で各州の選挙人による投票結果が集計されバイデン次期大統領の当選が正式に確定するのを前に判断を示すよう要望しています。

陣営は東部ペンシルベニア州の最高裁が示した判断をめぐっても連邦最高裁での審理を求めていますが、こうした訴えについて、アメリカのメディアは専門家を引用する形で認められる可能性は極めて低いと伝えています。

選挙結果の確定を来週に控えた段階でも、法廷闘争を続ける異例の事態に、身内の共和党からもトランプ大統領と距離を置く議員が出てきているほか、大統領を支持してきたメディアも批判を強めています。