「狂気を終わらせよ」トランプ大統領支持の米新聞も厳しく批判

アメリカ大統領選挙での敗北を認めないトランプ大統領について、大統領を支持する論調で知られてきたアメリカのタブロイド紙が「このまま突き進むのは破滅的だ」などと厳しく批判する記事を掲載し、ほかのメディアが大きく取り上げています。

アメリカのタブロイド紙「ニューヨーク・ポスト」は28日、「大統領、狂気を終わらせよ」という見出しを1面に掲げました。

この記事では、先月の大統領選挙での敗北を認めないトランプ大統領に対して「あなたが負けたことに憤りを感じているのは分かるが、このまま突き進むのは破滅的だ」などと厳しく批判しています。

そのうえで、トランプ大統領が与党・共和党の議員などに選挙結果を覆すよう事実上呼びかけていることについて、「非民主的なクーデターを促しているようなものだ」と非難しています。

「ニューヨーク・ポスト」はトランプ大統領を支持する論調で知られてきただけに、この報道についてアメリカのほかのメディアも大きく取り上げています。

このうち、ニューヨーク・タイムズは「選挙で不正があったという大統領の主張を激しく批判した」と報じたほか、CNNの電子版も「大統領のお気に入りの新聞が背を向けた」と伝えています。

大統領選挙をめぐっては、来週、連邦議会で選挙人による投票結果が集計され、バイデン次期大統領の当選が最終的に確定する予定で、共和党の議員からもバイデン氏の勝利を祝福する声が上がっています。