NTT きょうNTTドコモを完全子会社化 国際競争力高められるか

NTTは29日、NTTドコモを完全子会社としました。グループ各社の連携を強化するのがねらいで、次世代の通信網をめぐって世界的に競争が激しくなる中、競争力を高めることができるかが問われます。

NTTは、およそ4兆2000億円をかけ、TOB=株式の公開買い付けなどを進めてNTTドコモのすべての株式を取得し、29日に完全子会社としました。

グループ各社の連携を強化するのがねらいで、ドコモがNTTの完全子会社となるのは平成4年に分社して以来28年ぶりです。

これに対し、ほかの通信事業者28社は公正な競争環境が阻害されるおそれがあるとして、政府に意見書を提出していて、総務省で影響を議論する有識者会議が開かれています。

一方、NTTは光ファイバーの設備を持つNTT東日本・西日本とドコモの関係性は変わらず、公正な競争条件を確保するうえで支障はないとしています。

通信業界は、新たな通信規格5Gの普及や次世代の通信ネットワークの開発をめぐって世界的に競争が激しくなっています。

NTTとしては「IOWN」と呼ばれる光技術を生かした通信網を早期に実現したい考えで、国際的な競争力を高めることができるかが問われます。