川崎重工業で不正アクセス 一部の情報が外部流出したおそれ

大手機械メーカーの川崎重工業は、海外の拠点を経由して顧客情報を管理している国内のデータセンターなどに不正なアクセスがあったと明らかにしました。一部の情報が外部に流出したおそれがあるということです。

発表によりますと、川崎重工業ではことし6月、タイにある拠点を経由して顧客情報を管理している日本のデータセンターに不正なアクセスがあったことが、定期的に行っているシステムの監査で分かりました。

その後、インドネシア、フィリピン、アメリカの拠点からも国内に不正なアクセスが確認され、このうちタイの拠点からは社外にデータを送信した形跡が見つかり、一部の情報が外部に流出したおそれがあるということです。

会社では、すべての海外拠点と国内の通信を制限するとともにおよそ3万台の端末を詳しく調査した結果、ことし8月以降は不正なアクセスは確認されていないとしています。

何者かが社内システムのIDやパスワードを不正に入手したとみられるものの、どれだけの情報が流出したおそれがあるのかなど詳しいことは分かっておらず、セキュリティーに関する外部の専門機関とともに調査を続けています。

川崎重工業は「お客様をはじめ関係先にご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し上げます」としています。