全国高校ラグビー大会 開幕 開会式せず全試合無観客 大阪

全国高校ラグビー大会が大阪の花園ラグビー場で開幕し、新型コロナウイルスの感染リスクを抑えるために開会式は実施せず、全試合が無観客での開催となりました。

27日開幕した100回の記念大会には例年より12校多い史上最多の63校が出場し、感染のリスクを抑えるため、決勝までのすべての試合が無観客で開催されます。

このほかにもロッカールームのシャワーは使わず、チームは試合終了後35分以内に会場を出ることなどさまざまな感染防止対策が講じられています。

初日の27日は対策の一環として開会式は実施されず、午前10時から3つのグラウンドですぐに試合が始まり、1回戦の15試合が行われました。

このうち、第3グラウンドの第4試合では2連覇を目指す神奈川の桐蔭学園が茨城の茗渓学園と対戦し、フォワードとバックスが一体となった攻撃で5つのトライを奪って36対7で初戦を突破しました。

桐蔭学園のキャプテン、佐藤健次選手は「無観客で歓声がなかったので、逆に集中して試合をすることができた。自分たちの学年でも優勝を果たしたい」と話していました。

大会は27日から7日間の日程で行われ、決勝は来月9日に行われます。