小学生が防災無線で新型コロナ対策呼びかけ 東京 新宿区

東京 新宿区はより多くの人に受け止めてもらおうと、小学生の声で新型コロナウイルスの感染防止対策について防災無線を通して呼びかけています。

取り組みに協力したのは、新宿区の余丁町小学校6年の平塚美咲さんです。

この日、平塚さんは区役所内で区が準備した呼びかけの文章の収録を行い「わたしたち小学生もマスクの着用、消毒の徹底、適切な換気を実行します。大人の皆さんも、年末年始は行動に気をつけて、ご協力をお願いします」と落ち着いた声で呼びかけていました。

新宿区では、コロナ対策を呼びかける放送は区長の声で行っていたこともありますが、より多くの人に受け止めてもらいたいと、小学生に依頼したということです。

平塚さんは「緊張しましたが大役を務めてうれしかったです。放送を聞いて、家で安全に過ごしてもらいたいです」と話していました。

収録した呼びかけは、区内の102か所にある防災行政無線を通して、来月7日まで、正午と午後3時、それに午後6時の1日3回放送されることになっています。