新型コロナ “変異ウイルス感染増える可能性” 専門家

26日、都内に住む男女2人が、変異した新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されました。空港の検疫所での検査以外で感染が確認されたのは初めてで、専門家は「今後も感染が増える可能性がある」として基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。

26日、都内に住む30代の男性と家族の20代の女性がイギリスで感染が広がっている変異した新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。

厚生労働省によりますと、男性は今月16日にイギリスから帰国しましたが、航空機のパイロットだったため検疫の対象ではなく、空港での検査は行われていなかったということです。

また、家族の女性も変異したウイルスへの感染が確認され、いずれも都内の医療機関に入院しているということです。

変異したウイルスは通常のウイルスより感染力が強いとされ、濃厚接触をした人には自宅待機などを要請しているとしています。

厚生労働省は、イギリスから到着した男女5人について空港の検疫所での検査で変異したウイルスへの感染が確認されたと発表していましたが、検疫での検査以外で感染が確認されたのは初めてです。

国立感染症研究所の脇田隆字所長は、会見で「すべてのウイルスの遺伝子を確認できているわけではないが、今後も変異したウイルスの感染が増えてくる可能性はある。これまでと変わらず基本的な感染対策を徹底し、3密などのリスクを避けることが大事だ」と指摘しています。