高知県 時短要請 1月11日まで延長 コロナ感染者高止まり

高知県は、新型コロナウイルスの感染者数が高止まりの状況にあるとして、飲食店などに対する営業時間短縮の要請を、年明けの1月11日まで延長することを決めました。

1月11日まで延長

感染者が急増する中、高知県は12月16日から12月30日まで、県内全域の飲食店などに対し営業時間を午後8時までに短縮するよう要請しています。

しかし、要請から10日がたっても感染が高止まりの状況にあるとして、高知県の浜田知事は25日の記者会見で、飲食店などに対する営業時間短縮の要請を、年明けの1月11日まで延長することを明らかにしました。

要請に応じた事業者にはこれまでと同様、店舗ごとに1日当たり4万円の協力金を支払うことにしています。

「Go Toイート」新規発行を一時停止

また「Go Toイート」について、12月31日から1月11日まで食事券の新規発行を停止するとともに、販売済みの食事券は宅配やテイクアウトを除き、利用を控えるよう求めました。

さらに年末年始について高齢者など重症化のリスクが高い人への感染につながらないよう感染防止策を徹底するとともに、そうした対応が難しい場合には帰省や旅行について慎重に検討し必要に応じて自粛するよう求めました。

浜田知事は「全員の力を結集して新型コロナに打ち勝ち、新しい年を笑顔で迎えようではありませんか」と目に涙を浮かべながら訴え、感染対策への協力を求めました。