ニトリ「巣ごもり需要」で販売好調 9か月間の決算 過去最高益

家具日用品大手の「ニトリホールディングス」が、25日発表したことし11月までの9か月間の決算は、いわゆる「巣ごもり需要」で販売が伸びたことから、最終的な利益が767億円と過去最高益となりました。

ニトリホールディングスのことし11月までの9か月間のグループ全体の決算は、売り上げが去年の同じ時期より12%増えて5401億円、最終的な利益は33%増えて767億円と、売り上げ、最終利益ともに9か月の決算としては過去最高となりました。

新型コロナウイルスの感染拡大で、収納家具や台所用品など「巣ごもり需要」に関わる商品の販売の好調が続いています。

ニトリは、けいそう土のバスマットなど一部の商品に基準を超えるアスベストが含まれているおそれがあることが分かり、回収や交換を進めることにしていて、その費用は今後、計上するとしています。