全日空と日本航空 国内線のキャンセル広がり 追加で減便

今月28日からGo Toトラベルが一時停止されることなどから、全日空と日本航空では、この年末年始の国内線の予約のキャンセルが広がっていて、両社は羽田や大阪、札幌を発着する路線を中心に追加で減便することになりました。

この年末年始は、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、Go Toトラベルが一時停止されるほか、各自治体なども帰省の自粛を呼びかけています。

これを受けて、航空各社では年末年始を中心に国内線の予約のキャンセルが相次いでいて、25日から来年1月3日までの期間の予約者数は、全日空が65万人余りと1週間前の発表と比べておよそ15万人減ったほか、日本航空は45万人余りでおよそ6万人減りました。

両社の予約者数は、前の年の4割前後にとどまるということです。

このため、両社は今月28日から来年1月にかけて羽田や大阪、札幌を発着する路線を中心に、全日空は880便余り、日本航空は3400便余りを追加で減便することになりました。