年末年始 数年に一度の強い寒波 大雪に警戒呼びかけ 気象庁

ことしの年末年始は、数年に一度クラスの強い寒波や、強い冬型の気圧配置の影響で、大雪が長期化するおそれがあります。気象庁は、大雪による交通への影響や建物への被害に警戒し、冬用タイヤやチェーンを装着するなど、事前の備えを進めるよう呼びかけています。

気象庁によりますと、今月30日ごろから来月5日ごろにかけての年末年始は、断続的に数年に一度クラスの強い寒波が入り、冬型の気圧配置も強まる見込みです。

寒気の強さは、今月中旬、新潟県や群馬県などで記録的な大雪となって立往生が相次いだ時を上回るということで、平均気温は北海道から九州の各地で平年より2度余り低くなると予想されています。

このため北海道から九州の日本海側を中心に、平地も含めて大雪となり、ところによっては長時間、雪が降り続いて、平年の2倍以上の降雪量となるおそれがあります。

また、北海道や東北の日本海側、それに北陸を中心に、風が強まって吹雪となり、全国的に海上はしける見込みです。

気象庁は、大雪や吹雪による交通への影響や建物への被害に警戒するとともに、路面の凍結や屋根からの落雪、電線や樹木への着雪のほか、雪崩にも十分注意するよう呼びかけています。

車での移動に備えて、冬用タイヤやチェーンを装着するなど、事前の準備を進めてください。

気象庁異常気象情報センターの中三川浩所長は、「年末年始の人の移動が多い時期に大雪が予想されるため、今の段階から心構えを高めてもらいたい。今回は、ふだん雪が降らない地域でも注意が必要で、各地の気象台から出される情報にも十分留意してほしい」と話しています。