愛知 大村知事 新型コロナ感染拡大 移動自粛の協力呼びかけ

新型コロナウイルスの感染が拡大する中、愛知県の大村知事は、県内の経済団体の代表者などに、年末年始の期間中、東海3県以外の地域への不要不急の移動を自粛することなどについて、協力を呼びかけました。

愛知県は24日午後、新型コロナウイルスの対策本部会議を開き、県の幹部のほか、県医師会や名古屋商工会議所の代表者など、およそ40人が出席しました。

この中で、大村知事は、来月11日までの年末年始の過ごし方について、県が東海3県以外の地域への不要不急の移動を自粛し、帰省についても延期も含めて慎重に検討することなどを、県民に求めていることを説明し、協力を呼びかけました。

また、初詣については、三が日を避けた“分散参拝”を心がけるほか、忘年会や新年会についても、大人数で行うものは自粛するよう求めました。

このほか、県内の警戒レベルを判断する際の基準となる、新たな感染者数などの数値について、感染状況や医療提供体制などの実態に合っていないとして、見直すことを決めました。