新型コロナ対策「静かな年末年始」に協力を 経済再生相

新型コロナウイルス対策をめぐり西村経済再生担当大臣は、経団連の会合で「年末年始に感染を抑えることが経済へのダメージを最小にすることになる」と述べ、家族などと静かに過ごし、東京などでは忘年会や新年会を見送るよう協力を求めました。

会合で西村経済再生担当大臣は「年末年始は、多くの企業が休みになり、人と人との接触を削減できる有効な機会だ。この機会に感染を抑えることが経済へのダメージを最小にすることになる」と述べました。

そのうえで「若い世代が活発に活動しているようなので企業では、若い世代への呼びかけも改めてお願いしたい。また、年末年始のあいさつ回りは控えていただき、少しでも接触機会が減るようお願いしたい」と要請しました。

また「今から『静かな年末年始』をお願いし、家族やいつもの仲間と過ごしていただきたい」と述べ、感染が拡大している東京をはじめ首都圏では、忘年会や新年会を見送るほか、各地への帰省や行事への参加には慎重に対応するよう協力を求めました。