スーパー11月売り上げ増加続く 感染再拡大で食料品好調

全国の主なスーパーの11月の売り上げは、新型コロナウイルスの感染が再び拡大したことで、自宅で食事をする人が増え食料品が好調だったことなどから去年の同じ月より1%余り増加しました。

日本チェーンストア協会によりますと、全国の主なスーパー1万939店の先月の売り上げは1兆558億円と去年の同じ時期も営業していた既存店どうしの比較で1.2%増えました。

新型コロナウイルスの感染が再び拡大し、自宅で食事をする人が増えたことなどから売り上げの6割余りを占める「食料品」が3%増加しました。

一方、テレワークの広がりで、「衣料品」は男性用スーツなどを中心に売り上げが落ち込み、13.3%減少しました。

日本チェーンストア協会の井上淳専務理事は、「前年を上回ったが消費に力強さはない。感染拡大や雇用、賃金の悪化を背景に消費者の生活防衛意識は高まっていて、値下げなどの努力でようやく売り上げを維持している状況だ。生活防衛の意識が一段と強まってさらなる値下げを迫られる可能性もある」と話しています。