トヨタ自動車 変異コロナウイルスで物流混乱 英での生産停止
変異した新型コロナウイルスの感染が拡大するイギリスで物流が混乱していることから、トヨタ自動車は現地の工場を22日以降、停止することになり、日本企業の生産活動に影響が及んでいます。
イギリスでは、感染力が強いとされる変異した新型コロナウイルスが広がり、フランスが物流の大動脈であるドーバー海峡を経由するトラックなどの入国を21日から停止したことなどで、イギリスを中心に物流が混乱しています。
この影響でトヨタは、イギリスにあるエンジン工場で22日から、乗用車の組み立て工場で23日に、操業を停止することになりました。
いずれも24日から年末年始の休業に入る予定で、生産の取りやめは最大2日となります。
また、フランスでも輸送に影響が出ていることから、フランスにある組み立て工場で22日の午後と23日、操業を停止するということです。
変異した新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、イギリスでは日本企業の現地での生産活動にも影響が出始めています。