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三井住友フィナンシャルグループ社長 デジタル化へ地銀と連携

金融大手「三井住友フィナンシャルグループ」の太田純社長は、NHKのインタビューで、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、中小企業のデジタル化などを後押しするため、地方銀行と積極的に連携していく方針を明らかにしました。
この中で太田社長は、新型コロナウイルスの感染拡大で中小企業などでデジタル化が遅れていることが顕在化したと指摘したうえで、「何から始めればよいか分からないという顧客企業に『入り口』となるようなサービスを提供したい。販路拡大に向けたマッチングサービスも含め、地域金融機関と協働することは非常に意味がある」と述べ、中小企業などのデジタル化を後押しするため、今後、地方銀行と積極的に連携していく方針を明らかにしました。

これに向けて、来年4月にも専門の部署を新設し、数十人を配属したいとしています。

また太田社長は、今後の感染状況しだいで、もう一段の資金繰り支援が必要な取引先企業が出てくるという見通しを示すとともに、「われわれの資本は十分にある。できるかぎりサポートする姿勢に全く変わりはない」と述べました。

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