冬至 伊勢神宮の大鳥居の間から朝日 三重 伊勢

冬至の21日、三重県伊勢市の伊勢神宮では、大鳥居の間から昇る朝日を見ようと多くの人が集まり、神宮側ではマスクの着用などを呼びかけました。

伊勢神宮の内宮の入り口にある宇治橋手前の大鳥居では、1年で最も昼の時間が短い冬至の前後だけ、大鳥居の真ん中から昇る朝日を見ることができます。

21日の朝は、この朝日を一目見ようと、宇治橋の前にはおよそ600人が集まりました。

例年より200人ほど少ないものの混雑したことから、伊勢神宮では集まった人たちにマスクを必ず着用して密集しての会話を控えるよう呼びかけました。

午前7時40分すぎに、大鳥居の先にある山から太陽の光が差し込むと、集まった人たちはカメラやスマートフォンで撮影したり、手を合わせたりしていました。

埼玉県川越市から訪れた40代の女性は「ことしはいろいろなことがありましたが、朝日を拝んですがすがしい気持ちです」と話していました。