サッカーJ1 川崎 中村憲剛引退セレモニー 「最高の選手生活」

今シーズンかぎりで現役を引退するサッカーJ1、川崎フロンターレの中村憲剛選手の引退セレモニーが21日夜、川崎市で行われ、ファンなどに感謝の気持ちを伝えました。

サッカー元日本代表、中村選手の引退セレモニーはフロンターレのホーム、等々力競技場で行われ、1万人を超えるファンが集まりました。

はじめに、ゆかりのある人たちからのビデオメッセージがビジョンに映し出され、53歳のカズ、三浦知良選手からは「最後の年に一緒にピッチに立てて誇りに思う。監督を目指すと聞いているが選手のときと同じように、ファンタスティックで、誰もが楽しめるサッカーを見せてくれることを楽しみにしている」とコメントが寄せられました。

そして、息子の龍剛くんがサポーター代表として手紙を読み上げ「今シーズンで引退すると言われたとき、夢なのか現実なのかわからないくらい驚いて、自然と涙が出てきた。大けがをしたときも頑張っている姿を見て、すごい人なんだなと毎日感じていた。ありがとうと言いたい」と思いを伝えられると、中村選手は涙をこらえながら聞いていました。

そして、最後に中村選手があいさつし、「地域密着で、川崎市の皆さんを笑顔にするという合言葉を持ったクラブに入れて多くのことを学んだ。フロンターレに拾ってもらって心からよかったと思うし、感謝の気持ちしかない。最高のプロサッカー選手生活だった。頼もしい後輩たちにフロンターレを託して先のステージに進みたい」と話しました。
中村選手はチームメートから胴上げをされたあと、ファンのもとに向かうと、「フロンターレがこれから何回も日本一を取れるクラブになるため、ともに戦ってほしい」と呼びかけて、最後は一緒に応援歌を歌って会場を盛り上げていました。