インドネシア最大級の港湾施設 一部完成 日本の円借款受け建設

インドネシアで日本からおよそ1200億円の円借款を受けて建設が進められてきた新たな港湾施設の一部が完成し、利用が始まりました。

インドネシア政府は首都ジャカルタの東、およそ120キロに位置するパティンバンに、国内で最大級となる新たな港湾施設を整備する計画で、2017年に日本政府から1189億円余りの円借款を受けて建設を進めてきました。

このうち、コンテナのターミナルやふ頭など一部の施設が完成して利用が始まることになり、20日はインドネシア政府や日本大使館の関係者が出席して記念式典が開かれました。

オンラインで参加したジョコ大統領は「この港は空港や工業団地をつなぐ重要な連結点となり、インドネシアからの輸出を加速させるだろう」と述べました。

パティンバンの近郊にある工業団地には自動車や電化製品など製造業を中心とした多くの日系企業が入居していて、新たな港湾施設でこれらの企業も物流コストを削減できると期待されています。

インドネシア政府は2027年までにすべての施設を完成させたいとしています。