冬レタスの収穫最盛期 豊作もコロナ影響で価格は下落 千葉

新型コロナの感染拡大で野菜の価格が大幅に下がる中、冬レタスの収穫が、千葉県館山市で最盛期を迎えています。

房総半島南部の館山市は温暖な気候を生かした冬レタスの栽培が盛んで、神戸地区では19軒の農家が稲刈りの終わった田んぼでレタスを栽培し、都内などに出荷しています。

ことしは台風の影響を受けず、天候に恵まれたことから豊作だということで、鈴木隆雄さんの畑では、まるまると大きく育った冬レタスを丁寧に収穫していました。

感染拡大の影響で飲食店からの需要が落ち込んでいることから、レタスの価格は例年の半分程度にまで下落したということです。

鈴木さんは「レタスはみそ汁にしても、しゃぶしゃぶにしてもおいしく食べられます。農家を助けるつもりで、安いときにたくさん野菜を食べていただきたいです」と話していました。

冬レタスの収穫は、田植えの準備が始まる来年4月半ばごろまで行われます。