厚生労働省 休校時の保護者支援 期限過ぎても申請受け付けへ

感染拡大の影響で子どもの学校が休校となり仕事を休まざるをえなくなった保護者を支援する制度について、厚生労働省はことし9月分までの申請期限を今月末までとしていましたが、やむをえないと認められる場合は期限を過ぎても申請を受け付けることになりました。

厚生労働省は、子どもの休園や休校に伴って仕事を休まざるをえなかった保護者が、年次有給休暇とは別に有休を取得した場合は、企業にその費用を助成する形で保護者を支援する制度を設けています。

この制度ではことし9月までに休んだ分については申請の期限が今月28日となっていましたが、企業が申請をせずやむをえないと認められる場合は期限を過ぎても申請を受け付けることになりました。

具体的には、申請の期限は過ぎたものの、企業が保護者からの依頼を受け申請を行ったり、労働局からの働きかけで企業が申請したりした場合などに受け付けます。

また、厚生労働省は支援制度の対象期間も来年2月末から3月末までに延長しました。

申請の期限は休んだ時期が10月から12月までは3月末まで1月から3月までは6月末までとなっています。