年末年始 国内 空の便 直前キャンセル相次ぎ 予約は去年の半分

「Go Toトラベル」の一時停止などで直前のキャンセルが相次ぎ、年末年始の国内の空の便の予約は、去年の同じ時期のおよそ半分と大幅に減っています。

国内の主な航空会社11社のまとめによりますと、年末年始の今月25日から来月3日までの10日間、国内の空の便の予約をした人は18日時点でおよそ174万人で、去年の同じ時期の54.8%となっていて、大幅に減少しています。

予約のピークは、
▽羽田や大阪から各地に向かう下りの便が今月26日、
▽上りの便が来月3日となっています。

全日空の担当者は「12月に入って予約の伸びが鈍くなり、Go Toトラベルの全国一斉の一時停止以降、予約数が大きく減少しています」と話しています。

一方、国際線では運航する7社のうち3社で、すべての便の運航を取りやめています。

また、運航する4社についても予約数はおよそ3万人で、去年の4.6%にとどまっているということです。

航空各社は利用者に対し、マスクの着用や混雑時には十分な距離を取って並ぶなど、感染防止対策を徹底して呼びかけることにしています。