東京都 小池知事「年末年始で感染拡大食い止めたい」

東京都の小池知事は記者会見で、都内の新型コロナウイルスの感染拡大と医療提供体制のひっ迫について、「医療従事者の思いに応える意味でも、ひとりひとりが正しく予防するという行動を徹底して欲しい」と呼びかけ、年末年始を特別な時期として感染拡大を食い止めたいという考えを重ねて示しました。

このなかで、小池知事は、17日、都内の医療提供体制が感染状況と同じく最も高い警戒レベルに引き上げられたことについて、「専門家からは『医療提供体制のひっ迫で、患者を減らすしかない』というコメントがあった。医療側の思いをしっかり受け止めたい」と述べました。

その上で、「医療従事者には今、最前線で奮闘いただいている。その思いに応える意味でも、ひとりひとりが新しい日常や正しく予防するという行動を徹底して欲しい」と述べ、年末年始を特別な時期として感染拡大を食い止めたいという考えを重ねて示しました。

そして、「『死亡者を出さない』、『重症者を出さない』、『医療提供体制の崩壊を防ぐ』という3つの柱で、都民の命を守るため、皆さんの理解と協力をよろしくお願い申し上げる」と呼びかけました。