ユネスコ無形文化遺産「伝統建築工匠の技」清水寺の舞台で祝う

日本の木造建造物を受け継いでいくための宮大工などの技術「伝統建築工匠の技」が、ユネスコ=国連教育科学文化機関の無形文化遺産に登録されることが決まり、京都の清水寺では関係者が登録を祝うとともに技術の継承を誓いました。

京都市東山区の清水寺の舞台には関係者が横断幕を掲げて集まり、万歳三唱をして祝いました。

登録が決まった「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術について」は、文化財建造物の保存に欠かせない「建造物修理」の技術や、屋根をふく技術の1つ「かやぶき」など17の伝統技術で構成され、清水寺にもこうした技術が生かされています。

一方、担い手不足が課題となっていて、関係する団体は登録をきっかけに伝統建築を支える技術の価値を広く伝え、後継者の育成につなげることにしています。

日本伝統瓦技術保存会の竹村優夫さんは「日本文化のみならず、技術の習得にかけてきた努力も認めていただき、大変うれしく思います。登録を機に、より多くの方に伝統の技術について知っていただきたい」と話していました。