六ヶ所村の再処理工場 2023年度からプルトニウム取り出しへ

使用済み核燃料からプルトニウムを取り出す青森県六ヶ所村の再処理工場について、事業者の日本原燃は2023年度から取り出しを開始できるとする暫定的な計画をまとめました。

再処理工場は、原子力発電所で使い終わった核燃料からプルトニウムを取り出して再び燃料として利用する国の核燃料サイクル政策の要の施設です。

日本原燃は16日、設備の能力などから技術的に可能な再処理の見通しを示しました。

それによりますと、2022年度には過去に実施した試験操業で配管に残った廃液などを処理したうえで、2023年度に再処理を開始し、0.6トンのプルトニウムを取り出せるとしたほか、2024年度には1.4トン、2025年度には1.1トンの取り出しが可能としました。

また、再処理工場の隣に建設中のプルトニウムを利用して特殊な核燃料をつくる工場では、2025年度から燃料の加工を開始するとしました。

日本原燃は、実際に取り出すプルトニウムの量は各電力会社の状況など総合的に判断して決めることになるとしています。