国会“閉会中審査開催”で一致 自民と立民 国対委員長会談

自民党と立憲民主党の国会対策委員長が会談し、新型コロナウイルス対策などを議論するため、来週23日と24日に国会で閉会中審査を行うことで一致しました。

この中で立憲民主党の安住国会対策委員長は、新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、政府が「Go Toトラベル」の一時停止を決めたことを踏まえ、政府の対応について議論する必要があるとして、来週、衆参両院の予算委員会で集中審議を行うよう求めました。

これに対し自民党の森山国会対策委員長は、来年度の予算編成などが大詰めを迎えている中で、予算委員会を開催するのは難しいとする一方、別の委員会での審議には応じる考えを伝え、両氏は来週23日と24日に閉会中審査を行うことで一致しました。

また、安住氏は「桜を見る会」の前日夜に開催された懇親会をめぐる問題や、大手鶏卵生産会社の元代表が複数の国会議員らに現金を渡したと説明していることなどについても、閉会中審査で議論すべきだとして関係者の招致を求め、引き続き協議することになりました。