「勝負の3週間」主な都市の繁華街の人出はどう変わった?

政府が「勝負の3週間」として感染対策の徹底を呼びかける中、15日の主な都市の繁華街の人出は、最初に感染が拡大する前のことし1月から2月にかけての時期と比べて札幌が30%を超える減少となった一方、名古屋ではわずかに増加しました。

NTTドコモは、携帯電話の基地局の情報をもとに、プライバシーを保護した形で全国の人出のデータをまとめています。

政府が「勝負の3週間」と位置づけて新型コロナウイルスの感染対策の徹底を呼びかける中、15日の午後3時時点の人出は最初に感染が拡大する前のことし1月中旬から2月中旬までの平日の平均との比較で、
▽札幌・すすきの周辺がマイナス33%
▽東京・新宿駅周辺がマイナス12%
▽大阪・難波周辺がマイナス22%
▽福岡・天神周辺がマイナス13%となった一方
▽名古屋・栄駅周辺は4%増えました。

さらに「勝負の3週間」直前の先月24日までの期間を1週間おきにさかのぼってみてみますと
▽札幌・すすきの周辺がマイナス35%からマイナス37%
▽東京・新宿駅周辺がマイナス14%からマイナス17%
▽大阪・難波周辺がマイナス20%からマイナス26%
▽福岡・天神周辺がマイナス14%からマイナス16%
▽名古屋・栄駅周辺は逆に2%から4%増加しました。

15日と比べて目立って大きな変化はなく札幌の減少幅が大きくなっています。