立民 “医療従事者に慰労金 追加給付を” 提言まとめる

新型コロナウイルスの感染拡大で医療現場がひっ迫するなか、立憲民主党は、患者を受け入れている医療機関の医師や看護師らに、1人当たり20万円の慰労金を追加給付することを政府に求める提言をまとめました。

新型コロナウイルス対策をめぐり政府は、ことし6月に成立した第2次補正予算で、患者を受け入れている医療機関の医師や看護師らに、1人当たり20万円の慰労金を給付する措置をとりました。

この慰労金について、立憲民主党は、感染の拡大が続き医療現場のひっ迫度が増すなかさらなる支援が必要だとして、先の措置と同じ額を追加給付するよう政府に求める提言をまとめました。

また、提言では、患者の受け入れがなくても病床を確保した医療機関の従事者などに対し、1人当たり5万円の給付を検討するよう求めています。

立憲民主党は16日、この提言を政府に申し入れることにしています。

泉政務調査会長は、15日の記者会見で「医療現場が非常にひっ迫し、精神的にも大変きつい状態になっている」と指摘し、早急な対応を求める考えを強調しました。