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Go Toトラベル 広島市への旅行除外へ 今月28日より前に 国交相

Go Toトラベルをめぐって、赤羽国土交通大臣は、新型コロナウイルスの感染が広がっている広島市を目的地とする旅行を、全国一斉に運用を停止する今月28日より前に、対象から除外することを明らかにしました。
広島市で新型コロナウイルスの感染が拡大していることを受けて、16日午後6時ごろから、菅総理大臣や赤羽国土交通大臣らがGo Toトラベルの運用について協議しました。

このあと、赤羽国土交通大臣は記者団に対し「広島県知事より広島市内の感染状況はステージ3に相当すると認識していると話があったということで、大阪市、札幌市、名古屋市と並んで同じ措置をとることとした」と述べ、広島市を目的地とする旅行をGo Toトラベルの対象から除外することを明らかにしました。

具体的には、新規の予約は16日から受け付けを停止し、すでに予約済みの場合は23日までに出発する旅行は割り引きの対象とする一方、24日から27日までの間に出発する旅行は対象外とします。

また、広島市を出発地とする旅行については、Go Toトラベルの利用を控えるよう呼びかけました。

今回の措置に伴って予約を取り消す場合、利用者にキャンセル料の負担が発生しないように国が補償するとしていて、予約をキャンセルする手続きは26日までに済ませるよう呼びかけています。

Go Toトラベルは、今月28日から来年1月11日までの間、全国一斉に運用が停止されることが決まっています。

広島県 湯崎知事 「適切かつ迅速に判断いただいた」

広島県の湯崎知事は、16日夜、県庁で記者団に対し「先ほど国から連絡があったが、広島市内を中心に感染が急増する中で、適切かつ迅速に判断いただいた。全国の皆様には広島市への旅行を楽しみにして頂いたと思うが、現在の感染拡大を抑えた上でしっかりと誘客に取り組んでいきたい」と述べました。

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