愛知 飲食店など時短要請 対象地域 “県全域に拡大へ” 知事

愛知県の大村知事は15日午前、県の新型コロナウイルスの対策本部会議で、名古屋市中心部の一部の飲食店などに行っている営業時間短縮などの要請の対象地域を、12月18日から来月11日までの期間、愛知県全域に拡大する考えを表明しました。

愛知県は名古屋市中心部の繁華街がある栄と錦地区の一部の飲食店や、カラオケ店に対して営業時間を午後9時までとするなどの要請を行っていて、12月19日からは対象地域を中区全域に拡大することを決めていました。

こうした中、愛知県の大村知事は15日午前、県の新型コロナウイルスの対策本部会議で「オール愛知で取り組んでいかないといけないので、営業時間の短縮などの要請の対象地域を、年末年始は愛知県全域に拡大したい」と述べました。

そのうえで、要請の期間を12月18日から来月11日までの25日間とする考えを示しました。

また、大村知事は、これまで要請に応じた飲食店などに対し、事業者ごとに1日2万円を支払っていた「協力金」について、12月18日からは1日4万円を店舗ごとに支払う方針を明らかにしました。