年賀状の受け付け始まる

来年の年賀状の受け付けが15日から全国で一斉に始まり、都内の郵便局では新型コロナウイルスの影響で会えない家族や友人に年賀状を出す人の姿も見られました。

来年の年賀状の受け付けは15日から全国で一斉に始まり、東京 千代田区のJPタワーでは人気アイドルグループ「嵐」のメンバーも参加して記念の式典が開かれました。

日本郵便によりますと、ことしの年賀はがきの当初の発行枚数は19億4198万枚と去年より17%減っていますが、人気漫画「鬼滅の刃」のキャラクターがデザインされた年賀はがきはすでに200万枚以上が販売されたということです。

東京 千代田区の郵便局では、早速訪れた人たちが年賀状を郵便ポストに投かんしていました。

ことしは新型コロナウイルスの影響で年末年始の帰省を控える代わりに家族や友人に年賀状を出すという人もいて、中には例年より多くの年賀状を出したという人もいました。

都内に住む22歳の大学生は「ことしは、新型コロナウイルスの影響で会えなかった人も多かったので、日頃の感謝の気持ちを年賀状で伝えたいと思った」と話していました。

日本郵便は年賀状を元日に届けるためには、今月25日までに投かんするよう呼びかけています。