広島銀行 画面に触れない「タッチレスATM」の実証実験

新型コロナウイルスの感染防止対策として、広島銀行は赤外線センサーで指の位置を読み取って、画面に触れずに操作できる「タッチレスATM」の実証実験を始めました。

広島銀行は、15日から広島市中区にある八丁堀支店の2階に画面に触れずに操作できる、「タッチレスATM」を1台、試験的に導入しました。

新型コロナウイルスの感染防止対策の一環で、これまで使われているATMのタッチパネルの上に赤外線センサーが搭載されたフレームを設置し、画面に触れなくても指の位置を検知して操作することができます。

今回使われている赤外線センサーが搭載されたフレームは最新式のもので、実際にタッチパネルを操作するのと近い動きで使用できるということです。

広島銀行では、利用者から使い心地などの意見を集めて今後、本格的に導入するかどうか検討していくことにしています。

広島銀行チャネル・ネットワーク企画室の竹島智文室長は、「利用者の中には画面に触ることに不安を感じる人もいたので、すべての人に安心して利用してもらえる環境を整えていきたい」と話していました。