カードによる消費動向 外食や旅行で悪化 消費の回復一段と鈍る

クレジットカードの利用情報をもとに消費の動向を指数にする調査で、11月後半は感染拡大の「第3波」の影響で、外食や旅行の消費が落ち込んだことから、指数の減少率が大きくなり、消費の回復が一段と鈍っていることがわかりました。

データ分析会社のナウキャストとクレジットカード大手のJCBは、カードの利用情報をもとにプライバシーを保護したうえで、消費動向をみる指数を公表しています。

それによりますと、11月16日から30日の指数を前の年の同じ時期と比較すると、減少率はマイナス10.9%となり、11月前半よりも5.8ポイント悪化しました。

業種別では「外食」がマイナス29.5%と11月前半と比べて11ポイント余り悪化し、特に居酒屋での消費が弱い状況だということです。

背景には、新型コロナウイルスの感染拡大の「第3波」の影響で外出自粛の動きが広がったことや、各地で飲食店への営業時間短縮の要請が出されたことがあります。

また、「旅行」もマイナス17.4%と先月前半と比べておよそ20ポイント悪化しています。

調査をした会社は「新規感染者数が高止まりしている上、『Go Toトラベル』も全国一斉に一時停止されることから、今後、消費の回復がさらに減速することが懸念される」と話しています。